暖かい陽気が続いていたフィレンツェですが、先週後半から、一気に気温が下がり、朝晩は、ぐっと冷え込む様になりました。
急いで衣替えをする人や、街中では、早速コートを着ている人も。
イタリアの暖房は、ガス式が一般的で、(瞬間給湯器ですね)、これで暖められたお湯が、各部屋についているパネルヒーター(termosifone)を循環して、家を暖めます。
さて、この暖房、アパートで管理されているケースと、各家庭に付いているケースとでは、利用方法が変わります。アパートで管理されている場合、1日の使用時間や温度が管理されており、夜中は消えていたり、設定温度が暑すぎて、窓を開けることになってしまう場合も。
反対に、家庭ごとに使用する場合、利用時間も温度設定もお好みでできますが、使用しすぎると、後々、とんでもない金額の請求書がくることに!
どちらも一長一短ですね。
さらに、イタリアでは、暖房の使用開始時期が市によって決められています。でも、その前後に多少つけても、罰金ということはまずないですが。
バスタブも少なく、タイル張りの床のイタリア。冬は、どうしても日本の湯船が恋しくなりやすい時期ですので、日本の留学生の皆様、洗濯カゴなどに熱いお湯を入れて足を暖めて、イタリアの冬を乗り切ってください。